ショートカット┳ 四天王論
  四天王幼馴染2人
  カルティケヤについて
  (※ EDネタバレ事項)
その意気込みをしかと見よ!!

Vanguard
  先陣・前衛・先駆者といった意味がある。

ヴァンガード、といえばVソニック…あ、いや世代的にわからない人もいるかな。(笑)
まぁとにかく、俺の中では耳慣れた単語であるのです。
馴染みのある名前がタイトルになってる!というだけでも、買う意欲をそそられます♪

しかし。実はタイトルうんぬんよりも前に。
一番WA5に食いついたのが「青髪主人公」の復活!
2ndから始めて、無印、TV(アニメ版)と、青髪が主人公の条件であるかのようにきた。
しかも実は、2ndの広告に「口笛と荒野とジーパンが合言葉」的なことがかかれてたことがあって!!!
だからもう、俺の中ではオフィシャルで金子氏が公言したワケでもないのに、WA=青髪+ジーパンが必須アイテムであるかのようにインプットされたのです。
しかし! 3rdのヴァージニアからまずそんなお約束が破られた!
そん時は「まぁ女の子だしな。」って理由で流せてました。
しかぁし! 4thのジュードでもやっぱりそのお約束が破られた…!
…青髪主人公は時代の流れと共に消え去ってしまう運命なのだろうか……なんとなくそんな寂しさから、4thは2周止まりで途中放棄されました……
しかぁぁし!(しつこい) この5th…Vanguardで、今再び青髪主人公が出現…!
しかもザックのような上着に、ジェットのような赤マフ!!!
ウェスタンっぽいけどマフラーの先端のガラがどこかそれを否定するような感じがしてなんかいい!
そして見た感じ子供っぽいんだけどどこか大人のような印象を受けるあの笑顔!!!
ジュードもある程度みんなを引っ張っていった主人公だけど、どっちかといえば振り回す感じ。
しかしVanguardの彼は、むしろ自分からぐいぐい引っ張っていきそうな感じ!
設定見てないけど【この笑顔】見たらそんな気がした!
引っ張りまわしながらも、状況を打破していくジュードも魅力的なんだけど、俺は自分から状況を打破する+仲間のケツひっぱたくような「ああもうさっさと行くぞ!」みたいなのが大好きです☆
同じ「引っ張る」でも、「引っ張りあげる」のが好きなんですね〜。

06/02/16 記述

四天王論

ヴォルスングと、四天王'sの出会う順番を考えてみると、
なんか楽しくなってきちゃったので、調子に乗ってまとめてみたッ。

怨念さんに取り付かれちゃった後、しばらくは不安定だったと思うんですよ。
支配から逃れたり、打ち勝ったりできずに負けてはいるんだけど、支配されきらない自我がまだモショモショと、多少の反発をしている感じ。
それでもまぁ怨念さんを知己(自分をよく知って信じてくれる存在、の方)として受け入れちゃってる部分が自我の大半を占めちゃったので、 まず何から、(まだ若きヴォルスングの身で)どう始めるか、どう進めていくかを考えながら、とりあえず独りでテクテク歩き始めるんだと思います。
最初はまだ力を使いこなせてないんじゃないかと思って。

1人目 カルティケヤ
で、そのテクテク歩いてる最中に鉢合わせるのがカルティケヤだと思います。
ヴォルは人間との合いの子なので、俺らにはわからないけど、なんかベルーニにはない人間っぽいとこが感じられ、 「あ、人間みっけ」って感じで、通り魔殺人的にいたぶってやろうとしてたカルティケヤに襲われ…たのですが、 逆にヴォルが蹴りだけでカルティケヤをねじ伏せちゃったり。(希望としては、カルの腕を奪ったのはヴォルだと思いたかったのですが、元々あったのかないのか不確かなので…(TT))
6歳差ですからね。 「なんでこんなガキに!?」とか思ったでしょうよカルはッ。(笑)
で、なんか「子供のくせに…」とか「親いねぇのか?」とか「なんか変な感じがするなこいつ」とか興味もって、ついてって欲しい。(笑)
ゲーム中では一応、カルの元友人が「ヴォルスングにスカウトされてった」とか言ってましたけど、なんとなく最初はカルの方がヴォルに興味を持ってついてった感じがいい。
そんでベルーニと人間のハーフだってわかって「ああだからか」って思ったり、ヴォルのやろうとしてることの片鱗を聞いて「おもしろそうだな」とか思ってくれたりするといい!
あと、最初ヴォルはあの口調じゃなかったと思うんですよね。(よっぽど気に入らないようだ)
(※ だってあんなすごい喋り方マスターできねぇもん!)
子ヴォルの口調がまだ残ってたんだと思うので、しばらくは子供らしい言葉遣いしてたんだけど、カルと接していくうちに「その喋り何とかした方がいい」とか言われたりしてね。
カルも結構冷静な面がありますから、ヴォルのやろうとしてることに対してギャップのある言葉遣いに、「ナメられるから少し口調変えた方がイイと思うぞ」とか助言してたりしたら、いいなーと♪
あと、こんなシルエットがすごく見たい。↓

「母ちゃんどーした」って絶対言わないとは思うけど、
言ってほしい。(笑) 良くないですか、この身長差ッ。(笑) 今でも頭一個分くらいはあると思いますが、更に差があって、なんかこんな風に二人並んで座ってるのが理想。(笑)

2人目 ファリドゥーン
多分ここまで来る頃には、ヴォルも目的を果たすために、(怨念の)実力で役職に就くと思うんですね。
で、その仕事の付き合いとかで、ファリとヴォルは再会を果たすんだと思います。
このときファリは結構気まずい思いをしていたと思うのですが、ヴォルの方はそこに付け込んで利用するつもりでいたので、「気にしてないよ〜大丈夫だよ〜」なそぶりを見せて。
…で、ファリの忠義心は確実なものだと確信した頃に、ぽそっと自分の計画を打ち明けるんだよ。
ファリの方は、「あ、自分を必要としてくださるんだ」とか「今度こそお役に立とう」とか、多少のそういった希望も抱きつつ、ヴォルの下についたんだと思うのです。

3人目 ペルセフォネ
多分お姉さんとファリが軍の職場で知り合ってたんだと思う。
その関係で、ペルセフォネもファリと知り合う機会があったと思う。
で、お姉さんが亡くなった時、ペルセフォネがファリに自分の想い(ファルガイアを恨むわ!みたいなもの)をぽろっともらすんですよきっと。
そこを持ち前のやさしさで胸を痛めたファリが、「やってみないか」的に誘ってみるんじゃないかと。
だから、ヴォルに進言したのも彼ではないかと、思うのです。

4人目 エルヴィス
最初に考えたのは、3人目はペルのお姉さんで、4人目にエルヴィスがきて、その後にお姉さんの代わりにペルが来たんじゃないかと思ったんですが、 ペルにはきちんとした動機があって四天王についたんだと思ったので、3人目にペルがきたなと考えました。
で、エルヴィスがついた。 …たぶんこの時はまだキャロルと出会ってないんじゃないかと思います。
ヴォルが四天王をまとめたのがX年前だとしても、5<X<10くらいだと思っています。
で、エルヴィスは立場としてはバスカーに身を置いてた方だと思うんですけど、バスカー自体は強硬派にも穏健派にも属さないベルーニだったワケですが、エルヴィスはバスカーにさえ属さない(えええ)くらい、 興味を引いた研究材料まっしぐらだと思うので(笑)ヴォルが「こういうことしたいんだけど、こういう研究は役立てないかな?」みたいに持ちかけて、 さほど強固な束縛をしないって条件のもと、役に立つときは立ってもらうって感じで四天王の座に就かせたんだと思います。

怨念から見る四天王
実験塔:Oでも「手足としてしか見てない」みたいなことは言ってたと思うんですが、ヴォルとして(怨念として?)はこの四天王の利用方法を考えるのも、半ば楽しんでいたんじゃないかと思うのです。
ヴォル自身は、自分(怨念)の思い描いたとおりにコトが運びすぎて、さほど面白くはないと思うのですが、 怨念としてはまぁ、その思い描いている最中が結構楽しんでやってたんじゃないかなと思います。
生真面目(でもやれる男)・小娘(でも動機は強い)・変人(でも頼れる)・狂人(でも強い)……
この、できるんだけどやりづらいコたちを、どの場面に投入し、どう役立たせるかってのを考えるのは、
パズルボックスのように楽しめたんじゃないかと思うんです。

ついでに“怨念”について考えてみる
怨念がヴォルを支配してるといっても、ヴォルの意識を支配してるワケじゃあないと思うんです。
あくまでも「心」を支配しているだけなので、意識や感情はヴォルのままだと思います。
ただ、何かを感じる「心」を支配されているので、厳密に言えば“抱く感情”はヴォルのものでないと思います。 …怨念によって抱かされてる感情、といいましょうか。

で、ヴォルから見た怨念はといえば、怨念は怨念として認識してはいる。 いるんだけども、「心」を支配されているので、特に自分にとってマイナスなものであるとは思えなくなってるんだと思います。
おまけにTFシステムに関する知識とか、ゴーレムに関する知識とか、要するに「親玉」として必要な知識は全部怨念が持っているものだと思うので、 「困ったときの辞書」のように、知識や技術を引っ張り出してると考えています!(だから怨念が消えたらヴォルはダメ子になる、と思ってる。)
しかも、ヴォル自身が引っ張り出しているように思えるけど、実は怨念が「引っ張り出すよう仕向けている」と考えています。(笑)
小難しく考えるの大好きですから!(笑)

で、ヴォルを通して、第三者的な目で、他人事のようにものを見ることができる怨念からすれば、 ヴォルスングが執り行うことすべてがゲームのようなもので。
四天王たちを動かし、その結果が“次”に与える影響ってのを考慮しつつ次の策を考えるってのもまた、怨念の楽しみではなかったのかと。
考え方としては、プレイヤーとRPG主人公のような関係ですかね。
怨念がプレイヤーで、ヴォルスングが動かされる主人公。
プレイヤーは「全てを無へと還す」というクリアを目標に、ヴォルスングを動かし、四天王やゴーレムを駆使していく、って感じで。

色々書きましたが、ペルセフォネとエルヴィスのくだりはあんまり深く考えてません。(笑)
「好き」が高じて色々妄想しただけなので、理にかなってない部分は結構あると思いますよ? でもまぁこんな考え方してるから、漫画であんな感じになってるんだ〜という風にうなずいていただければ、幸いです☆
賛同はしなくていいです。ていうかできないと思います。(笑) あまりにいじりすぎて。
ただ、納得していただければと思うのが手一杯でございます。

07/01/13 記述

四天王幼馴染2人について

ぶっちゃけ、各地で目撃されてるベルーニの渡り鳥ってのは、ロディのそっくりさんか、ギャロウズのそっくりさんだとばっかり思ってました。(ニブッ)
あれってヴォルのことなの? マジで?(汗)

二人の出会う時期
立場から考えて、ベルーニであるヴォルの父が死んでから、RYGS邸に身を寄せることになったんじゃないかと思うんです。
だから10歳になる前くらいだと思うんですよ。二人が出会ったのって。
ヴォルが自分の使命を聞かされ、純粋に受け入れたのが8歳くらいじゃないかと思うんですよね。(笑)
あんな素直に「わかった」ってうなずいちゃうくらいだもん、きっと「何も知らない子供」のときだよ絶対!
ってんで、その1年か2年後に親父死んだんじゃないかと思うんです。
というのも、もうちょっと長く親父さんがそばにいたのなら、ヴォルだってまだそう簡単にくじけなかったと思うんですよね。
親父さんがそばにいてくれたんなら、ヴォルが背負わされた使命の意味合いとか、 その先に望む未来の形とか、きっと親父さんはより強く、語って励ましてくれたと思うんですよ。
たとえそれがどんなに漠然として薄情なものであったとしても、ないよりはずっとマシだったと思うんです。
そういう、ヴォルの気持ちをしっかりと支える土台的なものがなかったから、怨念さんにアッサリ負けちゃったんだと思うんですね〜。
まぁそんな感じで親父さんが死んで。 ベルーニとしての立場を失ったヴォルの母は、ヴォルの父が仲良くしてたか、部下だったかのRYGS家を頼るんじゃないかなと。
だから10歳になる前くらい。と考えます。

お互いの見方・立場の把握
ファリからすれば、ヴォルってすごいヤツなんだって見方してたと思いますよ。
人間とベルーニの壁をなくそうとしてる、あるいは将来そんなすごい人になるコなんだ、って。
そんなすごい人って思う気持ちと、彼の育ってきた環境の教育から、彼は敬語になっちゃったんだと思います。
で、「すごい人」ゆえに、すごい人なりの苦労とか悩みとか、そんなものは感じない人なんだ、って
「憧れによる盲目・妄信」的なものがあったと思うんですね〜。
「この人はすっげぇんだから」みたいな思い込みですね。
そういうのが、後の彼に大きな影を落とすことになると考えます。

で、個人的な妄想になりますが、ヴォルはファリのことは嫌いじゃなかったと思うんです。
ベルーニの父がいたとはいえ、今は死んでるんですから。それでも自分を受け入れてくれるファリのことは、少なくともいい人って思えたんじゃないかな。
ただ、敬語がどこかよそよそしいので、それがちょっと寂しいかな〜くらいで、「いい人だな〜」くらいの好印象は持ってたと思いますね。
だから追い出されたときも、いい友達だと思えるからこそ、自分がいたら迷惑になる!と考え、あっさりRYGS邸を後にできたと思う…けど、逃げ出した後は絶対泣いてると思います。(笑)
子ヴォルは素直ないい子だったと、俺は信じて止まないのです。

「閉ざし隔たれし路」では…?
ファリの「護れなかった」はどこからのことを指すんだろう?と考えたとき、候補として挙がったのがコレ。
だってヴォルはRYGS邸からこっそり逃がしてもらうとき、やっぱりディーンたちのように「閉ざし隔たれし路」に落っこちたんだと思うんですよ。
でも「閉ざし隔たれし路」って、モンスターがいるじゃないですか! ベテルギウスとかさー。
そんな危険なトコ、子供一人で通れるワケないでしょう。というか、仮にも「様」ってつけるような人を、
平気で独りほっぽり出せますかね!?(笑)
そこで考えるのは、もしかしたら子ファリが出口まで護衛をしていったんじゃないかなという仮説。(可能性すっごく低そうな仮説)
ご両親がその当時ご存命だったらまだ大丈夫だったかもしれませんが、俺の中デファリの両親はもう亡くなってたイメージがあったんでね。 子ファリが剣術で子ヴォルを護りながら出口まで送り届けるッ!
ただ、やはり所詮子供の実力。途中でファリが力尽きかけ、ラスト3分の1くらいの地点で、「今のうちにあなただけでも!」ってヴォル独りを逃がすことになったとか。
まぁ結論からして、「護れなかった」そのものではなく、「護れなかった」の一部のエピソードとして、まだ候補の中にある考えです。(笑)
「護れなかった」そのものの話になるなら、「閉ざし隔たれし路」に放り込んだ時点で、ファリはついて行かなかった。だから「護れなかった」と悔やむ要因になった、とか。(笑)
まぁどっちにしろ、大ハズレだねッ。 大ハズレ確定!(あーあ)
でも妄想の中で、子ファリの剣に守られながらすすむ子ヴォル、ってのはいい場面だと思っております♪

なんで涙がニガテな設定にしたのか?
漫画ではチャカしてますが、ホントにファリはヴォルの涙に“罪悪感”を感じているんだと思います。
別にファリがいじめたとか、ファリが直接泣かしたことで流した涙ではないのですが、
自分の使命の重さに対しての現実のギャップに、子ヴォルがこっそり流した涙を見てしまった時、
彼の境遇や彼一人に背負わされた任務の大きさ・重さに対して、(当たり前だけど)子ファリは何もできない…できなくてごめんなさい!っていう罪悪感ですね。
結局「護れなかった」な話になるワケですが、ファリはヴォルに対して罪悪感を感じているから、あんなにも必死になってるんじゃないかなって思うんです。

07/01/20 記述

カルティケヤについて

カルティケヤは結構好きです。
衣装のせいか「変態」って言われちゃってるケド、俺は変態だとは思ってないぜッ!
だって股間より腕見てたくらいだもーん!(←着眼点がズレてる人)

カルの左腕はヴォルが落としたのか?
割とこれは肯定意見があるようです。もちろん俺もこれには肯定的。
ただ、問題なのは…
両足もどことなくニセモノっぽいんだけど…?
ということ。
なんつーか、義足を縫いつけたように見えなくもないんですよね。あの太もも。
太もものむっちりさに比べて、ひざから下がえっらい細いのも気になるしねッ。
「ベルーニだから」で片付ければそれまでなんだけど、なんか気になるんですよね〜。あの縫い目みたいな模様。
でも右腕にも同じような模様があるから…そういうファッションなのか…もしくは、右腕も義手だったり…(ええええ)
し、真相はファ○通さんの攻略本見るしかないのか!!?

カルにとってグレッグってどんな位置づけ?
「面白い玩具だッ!」「やればできる子だったんだ!」
からかい口調にしか聞こえないこれらの名台詞。
グレッグが人間(下等な原人)だから…と、バカにして、屈辱を与えて、愉しんでいるように聞こえるのですが、 ハウムードのイベントで、立ち去る時の口調は、なんか割と冷静な気がするんですよね。
テンション上がって楽しくなっちゃったら、もう「アヒハハハハ!」って感じに、笑いながら、声高らかに、でもってバカにした口調で名乗っても良いのに、
「俺の名前はカルティケヤ。」なんて、割と冷静に名乗ってくれちゃったので、「あれ?」と思ったんです。
なんつーか、常に頭に置いておくほどの存在じゃないけど、カルにとってグレッグは『一目置くおもしろい玩具』って感じですかね。
なんか、ただブチ殺すには惜しいくらい面白い。 何度でも遊んでいたくなるような、まさしく玩具。
個人的妄想ですが初対面時「玩具」呼ばわりされた瞬間から、
グレッグはカルの呪縛に囚われたというか、カルの所有物化したような感触があるんですね。
BLによくありげな「お前は俺からは逃れられない」みたいな呪文ですね。「面白い玩具だッ」ってのは。
だからといってヤオイ的な印象はなく、呪術のように見て、ゾクゾクしております。(アブナイ)
アレですね、「闇の末裔」の邑木と密の間柄みたいな感じ。

俺から見たカルティケヤ
カルティケヤって、ぶっ飛んではいますけども、けっしてイッちゃってはいないと思うんですよね。
なんというか、楽しんだらものすごく楽しくなっちゃうというか、異常にテンションが上がってきたら、
より自分を盛り上げて楽しむべく大騒ぎする…けども、頭はすっごく冷静なんだと思います。
ハイテンションに虐殺をするんだけど、その光景を冷静にじっくり見て堪能するの。(ソッチの方が嫌かもしれんが)
ヘタしたらエルヴィスより冷静な野郎だと思ってます。(笑)
シモネタになりますが、(以下珍しくお下品なので反転)
彼は高笑いするくらい興奮してくると勃起すると思います。
だからもう、敵陣攻め入ったときなんか、常にビーンと……
(下品ッ)
で、それが見苦しいので股間をベルトで固定してるんじゃあないかと。(勝手に)

あとカルティケヤは、なんとなくWA2のジュデッカと重ね見てる部分があります。
イッちゃってるって意味では、無印やFのアルハザードにも通じる部分はありますが、
カルはアルハほどの落ち着き(?)は見られないので(笑)
どっちかってと、快楽主義者的なジュデッカ寄りじゃないかと思うのです。
まぁ、ジュデッカの方がだいぶ狂っちゃってる気がしますけど。
ならず者あがり(公式では、ジュデッカは元渡り鳥)といい、敗北したときの反応といい、最期に自分撃っちゃうトコといい、ジュデッカを彷彿とさせてくれます。
ただ、ジュデッカの方は「マニア」ってイメージの方が強く、 自分の手でなぶり殺す方を楽しんでるカルティケヤのほうが格好良く見えます。(←残虐さはカルの方が上な気がする)

07/01/20 記述

ヴォルの旅立つ理由

ラストバトルより1年後のくだりで、ヴォルはファルガイアの大地にはいないことになっていました。
なんで?なんで? 私服姿で再興に勤めようよヴォルー!!! とか思っておりました。(邪)
その勢いは、一晩で「本当の再会」を書きあげるほど。(だから結構むちゃくちゃなんだけどね)
それでも公式は公式。 なんとか納得できるすべはないものか。
そう考えていたとき、たどり着いた答えがございますッ。

決戦後のヴォル
ヴォルだっていきなりフラリといなくなるようなことはしないと思うんです。
むしろ目の前にどっちゃり集まってるベルーニと人間のごった煮集団(笑)に圧倒されたり、 戦いが終わることでのやりきった…みたいな放心やらで、そんなもん考えるどころじゃなかった、と。
多分、後からですよ。 今まで自分のしてきたことやら、自分が及ぼしてきた影響を考えるってのは。
決戦直後のヴォルには、多分役職はないものじゃないかと思うんですよね。なんとなく。
だって全人類っつか、ファルガイアに住まう人全員の敵だったんですからね。(笑)
みんなの前でディーンを助けたとはいえ、あんだけ大勢人がいりゃあ、後ろの人は見られなくて、
「うっそだぁ〜」って信じないでしょう。(笑)
それに、1回助けたからといって、それでヴォルに対する疑念は消えないワケだし。
「二度あることは三度ある」って警戒してる人はいるでしょうからね。
でもだからといって、ヴォルがそれに嫌気さして逃げ出すってことはしないと思えるんですよね。なぜか。
まぁそう思えてる(信じてる?)から、「なんで出て行ったんだー!」になったんですけども。(笑)

話はそれましたが、とにかくヴォルには、短くても長く感じられるような、重たい自問自答の時間が流れると思うんです。
トゥエールピットにはファリドゥーンの部下がいるし、幼少のヴォルを見てきたババさまとか、霊感少女(なぜ)もいるから、 他の街よりは居心地として悪くないんじゃないかとは思えますが、 全員がヴォルを受け入れられたり、二人を見てきたワケじゃありませんからね。
ごく少数でも、多少はヴォルの耳に「本当にこいつを置いて大丈夫なのか?」みたいな声は届いてくるのではないかと。
それに傷つくほど子供ではないと思うのですが、それだけに自分が及ぼした影響ってものを、痛感するんじゃないかな…。

アヴリルの言葉 ディーンの遺したもの
ヴォルが旅立つ理由に納得できない要因として、コレもあるのです。
ライラベルからロコウス・ソルスへ転送されるイベント中… アヴリルがこういいますよね。

そしてその後、ベルーニが人間と手を取り合ってゴーレムに立ち向かった!
…まぁそれは「生きるか死ぬかの瀬戸際だからじゃねーの?」なんて見方もできますが(汗)
少なくともアヴリルの言うとおり、少なからずディーンに直接助けられた人とかには、ディーンの想いや気持ちが伝わってるんじゃないかと思うんです。
そんな人が、ディーンの手の届かないところをカバーしてくれるんじゃないかと思うんです。
ディーン(ヴァンガード)一人に任せきりで、一人一人が何もやろうとしなかったら、どんなにディーンが声をあげても何も変わらない気がするんです。
でも一人一人が、ディーンの言葉を聞いただけで「よーし、俺もがんばろう!」なんて意気込むなんて考えにくい。 そりゃ最初は意気込んでも、途中で投げ出す人は出てくるはずッ。
やっぱり、特に誰でなくとも、身近にいる人が「あの言葉、まんざらでもないぜ?」って呼びかけあうことで、若干乗り気でない人たちも少しくらいは導けると思うんです。
長いものに巻かれろ、な人間ならなおさらじゃないかな。(笑)
そこに気づいたとき、もしかして…って俺の中で「ヴォルが旅立ったときの状況・心境」が、少しばかり見えてきたんです。

だから笑顔で「いってきます」
さてヴォルの話に戻りましょう。
怨念が抜けても抜けなくても、まぁヴォルスングは漠然と「壁を壊す」ことに拘ってたんだと思います。
ただひたすらに「壁だけを壊そう」って考えていて、「何のために壁を壊すのか」を考えていなかったんだと思います。
…考えてられなかった、というのかな。
壊そう壊そうとして、ことごとく失敗しちゃってるワケですからね。
キモチ的に「何のために」を失念しちゃってたんじゃないかなぁと。
でなきゃ、あんなむっちゃくちゃな結論、いつまでも論じてられませんし、
WA流に言えば、目的に対する屈しない“想い”があれば、
そもそも怨念につけこまれることもなかったワケですからね。
で。 同じ目的を持っていても、決意や気持ちの強さの差をディーンに見せ付けられて、 自分の所業を振り返るのと共に、きっとそこも思い直していたんじゃないかと思うんです。
「あいつほど強い決意は、自分にはなかったんじゃないかなぁ…」みたいに、最初はぼんやりと。
そして……結論が出た!
ていうか俺の個人的妄想はなはだしいんですが、ヴォルはディーンの言葉をしっかり受け止めていて、ピッと思い返せたんじゃないかと思うんです。
「お前が“壁”になってくれたことで…」のくだり。 俺もあそこで気づいたのですが、
ヴォルは、「あ。 いつまでも“壁”がいちゃダメじゃん」みたいに、ホントある日ハッと気づくんですよ。

企画書っていうか、結論から言えば「諦めない限り、人は何だってできる」を信じようと決意したがゆえの結論だと思うんですよね。
で、彼が信じたものは何かといえば。

ヴォルが及ぼしてきた影響に乗じて、ディーンがファルガイア全土のベルーニと人間がゴーレムに立ち向かっていったっていう影響を与えたんですから、 そんなディーンが与えた影響(功績?)は、過小評価しても確実に世界を変えていくちいちゃな波を起こし始めているんでないかと!
…持ち上げといてローテンションに戻りますが、その可能性を信じて、ヴォルはこんな結論にたどり着いたのではと思いまして。

…↑これは俺の考えた言葉ですが、そんな感じの結論を出したのではないかと思ったんです。
比喩表現ではありますが、あながち見当違いではないと思います。
そして、そこから考えはもっと飛躍していきます。
かつて自分が目指した世界へ、せっかくディーンが導いてくれようとしているのに
自分に向けられた反感や憤りなんかが、その妨げをしている…
自分からも何かディーンの手伝いをしたい。
でも自分が行動することで、逆に脚を引っ張ることになるのでは……
なんかそんな、不本意な流れを考えたとき、逆にそれに乗じて、違う形でディーンの影響を拡大させようと考えた。

ジャマな“壁の瓦礫”は一時的に自ら撤去して… ファルガイアの人たちがヴォルスングを受け入れられるくらいの強さを得るようになったとき、帰ってくる。
それって、ディーンならやってくれる、って「諦めずに信じた」がための結論なんではないかと思うんですよね。
だからあえて、自分はファルガイアの大地から離れる、っていう結論に至った……と。

なんていうか、「身を引く」とか「居づらい」って考えよりも、
ディーンにもう「気兼ねなく、目いっぱい、思いっきりやったっておくれ!!」って感じだと、
俺としてはすごくしっくり来るんです。(笑)
だって、でないと壁を壊そうと志した幼少ヴォルスングは何を考えて悩んでいたんだ?ってことになるじゃないですか。
世界丸ごとぶっ壊したくなるぐらい追い詰められるほどに、
がむしゃらに、必死に掲げ続けた(怨念と出会う直前だって「諦めちゃダメだ」って思い直すくらいの)
理想や目標、それはどこいっちゃったの?ってことになるじゃないですか。
作中、ヴォルは自分の存在さえ否定していました。 そこから思うに、彼は「壁を壊す」という使命感を、半ば自分の存在意義にしていたくらいじゃないかと思えてしまうんですね。
で、そんな感じで出て行くだけでなく、改めて強さを持ったファルガイアの人たちに改めて、脅威としてではない“壁”として再来すれば、 ディーンの(ヴォル自身も)目指している世界…の土台が、改めてしっかりとするんじゃないかとね。
ヴォルが戻ってくることで、ファルガイアの二つの種族は次の段階に、レベルアップできる。ってね。
そうなれば、エルヴィスが唱えたミーディアムを携帯させる、って案も実現しやすくなりますしね!!
それを実現させるために、いつかファルガイアの人たちに試練を与えるために、彼は旅立った…!
そう考えると、すごくしっくり来るんです。

ヴォルだってアホの子じゃないはずですから、
そこまで考えて、障害に徹してくれるんじゃないかと思うんです。
それが苦行であったとしても、その苦行は今までの自分への戒めと置き換えて、それこそ「諦めない」でい続けようとするだろうし。
ディーンと戦うことで、ヴォルだって「私もがんばろう」って、一歩踏み出す勇気を教わったはずですから。
いじけたまま、何も変わらないヴォルなんて、そんなのヴォルスングじゃありませんから!!
あれだけでっかい戦いが、ヴォルにとって何も残さなかった、無意味な戦いとは思いたくないのです。

最後に、ヴォルはどこに行ったんだろう、ってのを考えてみました。
トンチくさくって、すっごくくだらないのですが……
ディーンは、「ファルガイアの大地に帰ってこい」って言いましたよね?
ということは、ファルガイアの“大地”にはいないワケです。
最初は「宇宙か!?」って戸惑っていたものですが……ファルガイアにも、ファルガイアの大地でないところがありました。
それは………

あそこは異空間ッぽく浮いてるし、確実に“大地”じゃないでしょう!(はっはっは!)
それに自分も磨けるしねッ!!
山篭りならぬ、異空間篭りとかどうよッ!!?(我ながら最高にくだらねぇ!)
お粗末さまでした………

07/01/27 記述